極楽浄土を思わせる
神秘の秘境
約2㎞にわたり連なる奇岩が太古の神秘を感じさせる仏ヶ浦。その圧倒的スケールと自然が作り上げたとは思えない奇跡の造形美はまさに絶景。如来の首や五百羅漢、一ツ仏や極楽浜など、仏にちなんだ名がつけられたその地には、極楽浄土を思わせる世界が広がっています。
仏ヶ浦海岸の北約200mの場所に鎮座する巨壁。船上から、または桟橋付近から眺望可能です。
仏ヶ浦海岸の桟橋付近、山側にある大きな岩。南側を向け置かれた屏風を連想させる佇まい。
仏ヶ浦海岸の桟橋に降り、遊歩道を進むと最初に現れる奇岩。先端が特徴的な形をしている。
まるで仏具のような形の小さな奇岩。意志を持って作られたかのような特徴的な造形を持つ。
仏ヶ浦海岸を訪れる人を迎えるように聳える奇岩。海側と山側では造形が全く異なっている。
岩肌に突如現れる二羽の鶏の姿が滑稽かつ奇妙。高い場所にあるので近づくことはできない。
仏ヶ浦海岸の中央付近に聳える巨壁。その神秘的な姿により、周囲はまるで神殿のような空間。
仏ヶ浦の浜に点在する背の低い奇岩群。蓮華の姿を思わせることからその名が付けられている。
仏ヶ浦を代表する奇岩のひとつ。見る角度によって如来の横顔が浮かび上がると言われている。
仏ヶ浦海岸の南側に高く聳える蓬莱山の奥にある神秘的な砂浜。訪れるには少し険しい場所。
仏ヶ浦海岸の南側に聳える巨壁。風雨で刻まれた凹凸が想像を超える時の流れを感じさせる。
仏ヶ浦を代表する奇岩のひとつ。鋭い形が特徴的で、じっと海を眺めているようにも見える。
大町佳月歌碑
1922年(大正11年)にこの地を旅した文豪・大町佳月が、その美しさを「神のわざ鬼の手づくり仏宇陀(仏ヶ浦)人の世ならぬ処なりけり」と詠っています。海岸には大町佳月の歌碑が建てられ、それ以来仏ヶ浦は人々の注目を集めることとなりました。
仏ヶ浦散策の注意点
- 仏ヶ浦には売店がありませんので、飲み物などはご持参ください。
- 散策の際はスニーカーなど歩きやすい靴が最適です。
- 岩場を散策する際はケガに十分お気を付けください。また仏ヶ浦の海は水深が非常に深いため、波打ち際には絶対近付かないでください。
- サルやクマが出没する場合がありますのでご注意ください。
- 公衆トイレは桟橋付近の遊歩道沿いにあります。
- 管理棟には午後4時ころまで管理人が常駐しています。(4月20日~10月末日まで)
- 仏ヶ浦へは遊歩道を歩いて行くことも出来ますが、標高差100mの急な坂道が続くため船での観光をおすすめします。